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2007-07-18(Wed)

疲れた。

今日はお仕事びっちりだったので疲れた。
明日は少し楽できるかなー。


続き読むはなんというか文章の練習で、オチなし意味なしだったりしてwww
№5
 今日は楽しかったです。ありがとう。

 2時間は経っただろうか。
 私はその文字ばかり見ている。
 角ばった輪郭にそり残ったひげ、
 ふちなしの眼鏡と少し下がった目じりが浮かぶ。
 声をかけたのは、私からだった。
 20人ほどが座れる会社の休憩室で、彼はよく携帯をいじっていた。
 何気ない疑問だった、私は自然と気になって彼に声をかけたのだ。
「よくメールするんですか?」
 彼は携帯に夢中なようだ。微動だにしない。
 もしかして聞こえてなかったのかもしれない。
 仕方ないかと、私は声をかけるのを諦めた。
 私は俯き、自分の爪をなんとなく見る。
「うーん、たまに」
 私は顔を上げ、彼の顔を見る。
 彼はさっきと同じように携帯をいじっていた。
 気のせいだったのかなと、ぼんやり彼の顔を見てると、彼はおもむろに顔を上げ、私を見つめた。
「たまにメールが来るだけだよ。今はネットを見てるだけだし」
「あ、そうなんだ。ネット、やってるんだ」
 なんだ、聞こえていたんじゃん。はっきりしない人だな。
 何か話を続けようと思ったが、彼はまた携帯をみていた。
 もしかしたら、お邪魔かもしれない。
 それでも会社の休憩室で一緒になったのも縁だろうしと、もう一度だけ勇気を出した。
「メール打つのは得意ですか?」
 彼は少しだけボタンを押すと、顔を上げた。
「うーん、普通だと思うけど?」
「ですか。私、全然ダメで、短いメールも30分とかかかっちゃうんですよ」
「あー、ただ慣れていないだけじゃない?」
「あはは、そうかも。ついこないだ携帯を買ったばかりだし」
 彼の顔が、え? という口をあけたまま動かない。
 今どき、二十歳の若者が持っていなかった事実にびっくりしているみたいだ。
「今のところ、おかーさんぐらいしかメールのやり取りしてないし」
 彼の口があ? と大きくなる。なんだかおかしい。
「ホント、こないだなんですよー。買ったの。んで、アドレスもそのままで……コレって何か修正しないといけないんですよね?」
「あー、初期状態では無意味な絵数文字の羅列になってるからね。メール変更ですぐ直せるよ」
「ですか……」
 私は苦笑いした。どうも機械には疎いのだ。
 週末には友達に連絡して直してもらおう。そのほうがいい。
 視線を落とす私に、彼は伺うように聞く。
「直さないの?」
 ぎく。
 そのメールなんちゃらがどこにあるのかがわからないから、直せないんですよ。
 もちろん、そんなこと言ったらバカにされるに違いない。
 適当な返事をしようとしたが、
「オレでよかったら、今設定してあげるよ」
「へ?」
「あ、まぁ、家に帰ってからゆっくりもできるけど、5分くらいでできるし」
 5分という言葉が、すごく手軽な感じがした。
 私は素直にポケットから携帯を取り出す。
「それじゃぁ、お願いします」
「了解」
 彼とは全然違う、分厚くて大きな携帯だ。
 パールがかったピンクの携帯は、彼の雰囲気とかなりちぐはぐだった。それがどこか可笑しい。
 そんなことも気にせず、彼は携帯のふたを開けると操作し始めた。
「アドレスは何がいい? 好きなものを選べるけど、文字と数字を組み合わせたほうがいいよ」
 結局設定は5分もかからなかった。
 そしてそれがきっかけで、いい友達になれた。
 
 
 だけど、私は相変わらずメールは苦手で、文字が浮かばない。
 なにか書かなくてはと思う程、頭の中が真っ白になっていく。
 急に携帯が振るえ、音楽を奏でる。
 画面を見ると、彼からだった。
「もしもし?」
「メールで困ってるんじゃないかなって思ってかけた」
「うーん、正解」
「はは。んじゃぁ、電話で話そうか」
 彼の声が心地よい。
 明日が待ち遠しいと思った。

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