--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006-03-31(Fri)

なんちゅうか……。

 ぐるぐる思考が回ってます。
 言いたいことはたくさんある、だけどここで叫んで溜飲下げても意味がない。
 期待していた私がバカだった。

 そうか、あんたもそんな見方しかできないんだ。
 誰かさんはそんな考え方しかできないと思ったけどさ。
 どっかのひどいサイトと同じじゃん。 
 がうがう。

 向こうにアップする気がないので、こっちに1000字を提出。
 もっと今後のことを考えよう。


――――――――――――

 ほのかは校舎から外に出ると、達也と目があった。
「クラス委員、お疲れ。オレからのおごり」
 達也はゆっくりとした動きで、缶コーヒーをほうり投げた。夕焼けを反射させ、弧を描いて缶がほのかに向かってくる。ほのかは飛びつくように受け取った。
「あ、ありがとう」
 直線的な硬い触感が手を伝わって体の芯にまで届く気がした。ほのかは両手で缶を転がしながら包み込む。
 冷たくなった頬に缶を当てると、頬からじんわり伝わる痛みがここちよい。ほのかの顔がほころんだ。
 達也は小さな破裂音を鳴らすと、缶コーヒーを飲みだした。ため息とともに達也の肩が下がる。
「就職組みだったよな、成田は」達也はうつむいたまま、背中を壁に預けた。
 引き止められたような展開に、ほのかは戸惑った。別に急いでいるわけではないが、達也に引きとめられる理由がわからない。
「う、うん。こんなご時世だからね。えと、達也くんは進学だよね」
「あぁ」
「そ、そっか。がんばってね」
 暇をもてあますように、ほのかは缶コーヒーを見つめた。帰る素振りをみせない達也を見上げ、気まずさであたりを眺める。誰もいない校庭がおぼろげに見えた。
 達也の飲みほす音が響く。
『あの……』
 低音と高音の声が重なる。一瞬交差した視線は再び下を向いた。
 背後で誰かの足音が聞こえてくる。気恥ずかしさがほのかの心を押した。
「じゃぁ、またね」
 達也からの言葉はない。
 背をむけ歩きだした時、後ろにいたはずの達也がほのかの目の前に現れた。
「な、成田とクラス委員して楽しかったぞ! 学祭の成功もおまえのおかげと、お、思ってる! 
 それで、あの、だから」
 達也はしきりに何かを伝えようと両手を動かすが、言葉が出てこない。
 ほのかが見上げると達也と視線があった。
 途端、達也の顔色が変化した。
「えと、つまり……その……がんばれよ、またな!」
 ほのかの返事も聞かずに達也は走り去る。一度も振り向かない達也の背中をほのかは見つめていた。
 
 ほのかは家に帰ると、自分の部屋へと直行する。
 ぬくもりの消えた缶を取り出し、達也の写真が入っているフォトフレームの横に置いた。
 

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

あはは。
イヤでも、案外こういうのを乗り越えて男になるんですよ、きっと(笑

 カキコありがとうございました~

(>◇<)何だよ、達也の意気地なしーっ

……いや、それだけ(笑)
リンク
ツイッター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。