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2006-04-01(Sat)

今日の課題。

 ただ書けばいいってもんじゃないんだけどね。
 あはは、まだ考え中なのですよ。


 タイトルが一番迷うんだよなー。
 センスないんだよなー。

「生きる」とかしてみようか。

 少女はあわてて起き上がる。かけてあった毛布をかけ集め、無意識にあとづさりした。
 ろうそくのわずがな光を頼りに部屋を見渡す。丸い机があるだけの質素な部屋。窓は穴が開いているような闇だった。
 戸とたたく音で、少女は飛び上がる。戸はきしむ音ともにゆっくりと開いた。
 少年がお盆に湯のみとおにぎりをのせて、部屋に入ってきた。
 戸を閉めてから少年は少女のいるベッドを見る。そこには誰もいなかった。
 ゆっくりと少年はお盆を机に置く。
 その瞬間、少年は屈み床に手をついた。少年の髪が風でなびく。
 と同時に少年は横に飛びはねた。その場所には風を切る音だけが残った。
 向きあう二人。少年は笑顔で両手をあげた。
「なにもしないよ! お、落ちついて。ことばはわかる?」
 少女は少年をにらみつけている。その目は全てを拒んでいた。
「ぼくらは君が倒れているのを見つけて……」
 その時少女は一気に間合いをつめてきた。
 少年の顔がゆがみ、手から衝撃が伝わる。
 隙のない少女の動きに少年は驚き、攻撃を受けるときに混じる湿り気のある音が気になった。
 よく見ると少女の包帯に血がにじんでいる。それを知ると少女を止めるために少年は足を踏んばった。
 その瞬間、少年の体がくの字に曲がる。腹から伝わる吐き気に少年は必死に耐えた。
 その場でうずくまる少年に、少女は距離をおき様子をみている。瞬きもせずに少年をにらむ体は、わずかに震えていた。
「まだ、動いたらダメだよ」
 少年は脂汗が浮かべながら顔をあげた。ぎこちない笑顔だった。
「……ごめんね」
 少年の言葉に少女の目が見開いた。こわばった表情から驚きの表情へと変わる。
「君しか、……助けられなかったんだ」
 少女は唇をかみしめ、わき上がる衝動を必死にこらえていた。さらに手に力が入る。
 少年はうつむいたまま立ちあがった。
 少女は強い衝動に駆られながらも、一歩も動くことができなかった。
「おやすみなさい」
 そうつぶやいて少年はゆっくりと部屋を出る。閉めた戸からは押し殺した少女の泣き声が聞こえた。
 

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